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ピアノ弾きの宿命

 
ソビエト連邦の時代
それは、JALはシベリア上空を飛行することができないので、
アンカレッジ経由でしかヨーロッパに飛べなかった時代のことです。
 
当時は、ソビエトからは優秀な音楽家を数多く輩出して、
世界中の有名なコンクールでは、賞を総なめにするくらいの勢いでした。
でも、もちろんそれにはソビエト独特の教育があったからこそです。
 
それは、今の中国にも通ずるものがあると思いますが、
日本に住んでいる私たちにとっては、
合理的であっても、やはり驚くようなシステムだと思います。
 
その時代のソビエトでは、子どもたちにリトミックのようなものをさせ、
音楽への感性や適性を見ます。
それは、日本でも同じことで、もしも子どもが歌ったり踊ったり好きで、
楽器がやりたいと言ったら、希望をかなえてあげようとするでしょう。
もしくは、親が何か楽器を弾いていたら、
子どもにも何かさせてあげようと思うことでしょう。
 
適性をみるのはとてもいいことだと思うのですが、
驚くのは、その次の段階です。
 
では、どの楽器をさせようか?という時に、
その子の体格、手の大きさ、家族の体格などもすべて吟味して、
これからどのように成長するのかを見極めてから楽器を選ぶと言うのです。
自分のやりたい楽器ではなく、身体に合った楽器を習う、
ということになりますね。
 
またちょっと脱線しますが、
その昔、活動期間がとても短かったソロモンというピア二ストがイギリスにいました。
彼は、神童と言われ、10歳の時にロイヤルアルバートホールで、
ベートーヴェンのコンチェルトを弾いてデビューしたのですが、
その時、彼の体に合わせた少し小さめのピアノが用意されたと言うのです。
そして、その時のご褒美が自転車で、弾き終わった後、
自転車に乗ってステージを後にしたという逸話が残っています。
 
聞いた話しで、事実確認はデビューまでですので、
話し半分に読んで頂いていいのですが、
もし、80%サイズのピアノがあったらどうでしょう?
 
ピアノのサイズは決まっています。
鍵盤の大きさも、数も決まっていますから、
どんな体型の人でも同じサイズのピアノを弾かなくてはなりません。
それが、ピアノ弾きの宿命です。
 
例えばヴァイオリンだったら、8分の1サイズくらいからはじめて、
中学生くらいになって、ようやくフルサイズです。
でも、そのフルサイズも微妙に大きさが違ったりするそうですから、
マイ楽器を持ち歩けると言うのは、ピアニストにとっては憧れです。
 
でも、その反面コンクールのために家を売って楽器を買う、
なんてことはピアノではありえないし、
皆が同じ楽器を弾く、という点ではとても公平なのかしら?とも思います。
 
ロンドン時代のお友達は、東欧などから来た参加者が、
ひっどい楽器を持ってきているのに、ものすごくいい音を出すから、
脅威だと言っていました。
なぜなら、少しいい楽器を持たせたら、もっともっとすごい音を出すでしょうからね。
 
Royal College での恩師のパークハウス先生には、
「どんなピアノで弾いても、いい音が出せるようなテクニックを
 身に付けなくてはいけない。
 ピアニストはピアノは選べないのだから・・・」
と言われていました。
 
実際、日本ではどこへ行っても、きちんとしたピアノがありますが、
イギリスだったら、ちょっと地方のコンサートなどに行くと、
鍵盤の戻りがめちゃくちゃ遅い音があって、
そういう時に限って連打がある曲を弾くとか・・・^^;
笑えないこともありましたが、それも経験ですね。
 
ちなみに、モスクワ音楽院には、
高さの調節できるピアノの椅子っていうのはないそうです。
「じゃあ、どうやって調節するの??」と、目がテン状態で訊ねた私に、
「食堂とかにあるような椅子を、いくつか重ねて高さ調節するのよ」
と、友人はシラッと答えてくれましけど、びっくりですよね。
イギリスではさすがに椅子がないところはなかったので・・・
 
 
楽器を選べないのはピアノ弾きの宿命ですが、
名曲が一番多いのも、一つの楽器としては、
ピアノが圧倒的に多いので、まあ、仕方ないのかな?
 
 
 
 
 

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